Equalityと Equity 平等と公平(2)

こんばんはKechaです。

 

Equalityと Equity、平等と公平とはなんでしょうかの続きです。

(1)の記事で写真をシェアしましたが、もう一度貼っておきます。

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Equality(平等)が左で、Equity(公平)が右です。

同じ箱の個数の上に立って野球を見るのが平等で、結果に注目したものが公平です。

何が平等かと言いますと、左の写真だと、それぞれの少年が同じ箱の上に立てています。一方、右の写真だと、野球の試合を観れているという結果に公平性が置かれています。

 

例を挙げると、駅や公共施設のバリアフリー施設。駅のエレベーターやスロープは公平的な考え方なのかなと思います。平等的な考えに基づけば、上の階やホームに上がる際に、階段だけの施設だけでいいのですよね。なぜなら、上の階や、駅のホームに上がるための手段として階段という手段が平等に皆に与えられているからです。ただ、これでは、車椅子や足腰が悪ければ大変ですよね? では、公平の考え方に基づくと、どうなるでしょうか。ほぼ全員が駅のホームや上の階に楽に辿り着くということだと思います。そのため、(目標達成のため)エレベーター、スロープの施設を設けるということです。

 

例えば女性専用車。これも公平性の考え(男女ともに通勤中嫌な思いせずに目的地のつく)に基づくのかなと思います。ただ、平等の考えに基づくと、男性と女性が使用できる車両の数が違う(8両編成で女性専用車があると男性が使える車両は7両、女性が使える車両は7両になる)ので不平等になります。ただ、痴漢の被害を考えると女性専用車両は、被害者を受ける女性を守るために必要なのではないでしょうか。

 

また、痴漢冤罪の被害を考えて、平等and公平を考えれば、ある程度のお金を払えば座席指定の席に座れる特急なんかいいのではないでしょうか。お金を払えば冤罪になることも痴漢の被害に会うことも内容なシステムです。。。

 

ま、トドのつまり何が言いたいかというと、この場合は平等だけ!公平だけ!ということは絶対ないと思うのですよ。皆が同じ力を持つ競争下では平等なジャッジが必要ですし、社会的に弱い立場やハンディキャップがある場合(ゴルフのハンディキャップなんても公平ですよね)公平的な考えが必要なわけですよ。臨機応変に考えてること、そしてあなたと私はそれぞれ違う人間だとうことをまず始めに認めること。そうすることで、他人に対して寛容になりリスペクトする。(そしたらあなたが上司になった時に部下を怒鳴るとか非論理的な方法でしかることはなくなるでしょう。あなたが20代のとき、全てが完璧に仕事をミスなく、こなすことができたでしょうか?また、あなたが生まれた時すでに、完璧に市場を理解し、何兆円も稼げましたか?)私も含め、多くの人は完璧ではありませんので、自分を省みて他者とともに成長を刺激合う社会ができればいいかなと願うばかりです。

 

今回はこんなところで!

See you soon.