(1)日本の就活について(kecha備忘録)

 こんばんは

 

なかなかいいブログのタイトルが思いつきません笑

 

今回は私が経験した日本の就活とアメリカの就活について書いていければと思います。

 

アメリカの就活は現地でのインターンシップ(日本の5日とかの就活期間だけにやるインターンとは違う)探しと、日本の就活全般を経験しました。

 

私が参加した大学のプログラムは9ヶ月の授業を受けた後に、大学側がマックス1年間の労働ビザ、通称OPT (optional practical training)を発行してくれました。普通、交換留学でしたら、8月から9月にかけて渡航し翌年の5月から6月に授業が終わります。学生ビザ(F1ビザ)は授業終了後、2週間以内にアメリカをでなければなりません。なので、一番楽しいSummer Seasonを楽しめません笑 せっかく行くのだから、勉強のみならず現地での就業経験もできたらなーと思っていました笑

 

結論から言いますと、学部生でかつ文系の場合、日本での就職活動が色々とメリットがあるからです。私は特に渡米前は、現地就職とかできればいいなーと思っていましたが、現実はなかなか厳しいものでした。

 

そもそもですが、まずは我々を雇う側の立場に立ってみましょう。

英語が完全に完璧ではない、かつ経験がない日本人を雇いたいと思うところはほぼ皆無でしょう。かつ、インターンシップでも多くの場合は即戦力が求められます。即戦力採用!なんて聞こえはいいかもしれませんが、裏を返せば1)役に立たなければクビ2)わからないことがあっても研修なんてほとんどないから、自分で調べてなんとかしなさいということです。1)もなかなか堪えますが2)の方も結構きついのではないでしょうか?

だって、知識がなかなかない中で調べて習得できるのはとても苦労のいることだと感じたからです。

 

ラッキーなことに私は知り合いの紹介などで運良くインターンシップを見つけ取り組むことができました。笑

 

一方、日本の就活はどうでしょうか?

日本の新卒一括採用はポテンシャル採用と言われています。

つまり、今はできなくても(役に立たなくても)将来を期待されて雇われているわけです。

 

私は、能力、経験が全くない中で、アメリカの就活事情も知らずに飛び込んでしまったことにより、いかに当時の(今もですが)市場価値が低いのか痛感しました。

 

日本も新卒採用をやめるとかやめた方がいいなんて、お偉いさんや就活中の学生なんかが言ってますが、井の中の蛙なのかよっぽど自信とスキルがあるのだなと、特に後者である場合はスゴイなと思っています。

 

加えて、日本の就活の場合だったら多くの分野の会社に就職できるチャンスがあるのも魅力だと思います。私は経済学部に所属しているのですが、私を含め周囲の友人、先輩は、IT、金融(銀行、損保)、コンサル、メーカー、不動産、インフラ、通信の分野の大手企業に進む、ご活躍されている方が多くいます。将来を買われているので、経済学部であろうがなんであろうが、将来の門戸が多く開かれています。

スキル、経験のない学生(もしかしたら私だけかもしれませんが(^^;; )にもチャンスがあるのです。

 

なので、一度アメリカでの就職を経験した身からすると、日本の新卒採用はお得だなと思い、私は日本で就活することを決めました。

 

なので、就活をされていて嫌だなーとか面倒だなと思われた方、運良く(悪く!?)この文章を読んでこんなこともあるんだなーと思っていただけましたら幸いです。

 

それではこんなところで!