他人と違うこと(1)

こんばんはkechaです。

 

アメリカで学んだことで、重要な学びであったなと思っていることの一つとして、他人と違うということを認めることが挙げられます。

一方、日本の教育、(私は公立小学校出身です。)を受けると、我々はorみんなは、同じ仲間ということを教えられるのではないのでしょうか。

また、メディアとか書籍でも日本は単一民族だなんて言葉を見かけるのではないのかと思います。

 

しかし、民族的にも(私的には民族単位で人を区別することに抵抗はあるのですが。。)日本には大和民族以外にも、沖縄系、アイヌ系の方、または以前に日本に移住してきた中国系、韓国系、朝鮮系の方など日本国籍を持つつ異なるバックグラウンドを持つ人は少なくはありません。

 

また、以前NHK相対的貧困の特集で、神奈川に住まれている当時女子高生の方が、炎上されていました。(相対的貧困の話)一般的に想像される貧困の像とかけ離れていたからでしょうか。

 

自分たちと違うことにに対する拒絶反応が、仲間意識、同一意識が産んでいるのかもしれません。

(まあ、ネットで他人を炎上させている暇人はネットユーザーの0.04%としかいない研究結果があります。どこの大学の研究かを忘れてしまったので見つけましたら追記できればと思います。)

 

冒頭に戻りまして、アメリカ留学で学んだことの一つとして、私は他人と違うことということです。少なくとも私は日本人でありアジア人の一人であります。

アメリカに到着した時に感じたのはI'm an alien.なのかなと思いました。なぜなら周りにいる人は異なる人であるからです。一方、嬉しく感じたこともあります。到着して数週間後に、ダウンタウンを歩いている時に、他の通行人に場所を聞かれたことです。見た目が日本人が一般的に想像するアメリカ人とかけ離れていても(もちろん道を聞いてきた人はそんなこと考えてないでしょうけれど)、現地の方は、私は地元民として判断し、道順を聞いてくれました。

 

他人と違うことを理解することから始めることで、他の人が異なるバックグラウンド、意見を持っていても、他人に自分の意見を押し付けようとはせずにいい意味で相互理解をしリスペクトできる関係が築けるのではないのかなと思います。

 

アメリカの根深い問題として差別問題があり多くの人がそのことを国の問題として理解しています。しかし、日本は教育から(もしかして法律から?)私たちは同じであるとしているのではないのでしょうか。

 

同調圧力の英訳としてpeer pressureとあります。Peerは同じ仲間という意味で、今流行りのシェアリングエコノミーのことをP2Pビジネス(Peer to Peer)とも言います。

 

親友、恋人、家族、近しい人間でも根底の価値観は違います。もちろん親しくない友人、知り合いも皆全員違う人間です。

 

まずは、皆違う人間であるという理解を始めることが大切なのではと思いました。

 

では!