アメリカ文化 〜社会保険について〜

こんばんはKechaです。

 

今回はアメリカの社会保険です。

 

まず、言っておきたいのは問題がない完全無欠な制度などないということです。

日本の医療制度も素晴らしいものですが、素晴らしからこそ医療費の予算が増えていきます。先日の女性差別とも捉えられる、医学部入試の問題も出てきます。

 

というわけで、アメリカの医療制度についてです。

一言で言いますと、アメリカの医療費はむちゃくちゃ高いです笑

日本ですと国民健康保険に全員が加入して医療サービスを安く受けることができますが、アメリカの場合ですと国のシステムとしてそのようなものがありませんので、個人で保険会社が提供する保険に加入する必要があります。

(正社員の場合ですと会社が保険料を負担してくれる場合があります)

ただ、私が聞いた話ですと安くても年間(流石に月間ではないはず笑)8万くらいかかるそうです。

救急車も数十メートル走るだけで何十万とかかるだとかないとか笑

 

また、例えば風邪を引いた場合、日本の皆さんは症状がひどいところがあれば耳鼻科でしたり、内科、小児科などなど行かれて、診療を受けて、処方箋を出してもらい、薬局で薬をもらいます。風邪の場合、診療代、薬代を含めて2000円以下に収まると思います。

ただ、アメリカの場合はどうなるのかというと、まず簡単な診察をしてくれる診療所に予約、診療を受けた後に耳鼻科、眼科、皮膚科などに紹介書を書いていただき診察にいきます。そして薬をもらいます。ただ、こんなことをやっていると平気で1、2週間かかると聞きます。(そんな時間があれば風邪は治るわ笑!!)

加えて薬の料金も高いので、、薬局で似たような症状を治してくれる安めの薬を頼むとか。

最近はオバマケアのおかげで町の薬局やさんでなるべく安い料金で診察を受けられるとのことで、徐々にマシになっているのではないのかと思われます。(ただ政権によりひっくり帰る可能性がありますが)

 

では、なぜアメリカはこうも(日本と比べて)きつめの社会保障なのでしょうか?

やはり、アメリカの基本的な価値、Freedom(自由)、Independency (独立性)が重要です。

なので、政府がいちいち個人の健康事情に介入してくるなってことなのでしょうか。

年々拡大する貧困層に対してオバマケアは有効ですが、一気に国中に広まらないのは以上のような原因があると思います。

 

もし、ここまで読まれてそれはナイワーって思われた方!

日本人もなぜ、仕事が終わった後に上司とアルコールを飲むのかと疑問に思うアメリカ人がいると思います笑

同じことです。

 

では!